Amazonで物販する際にかかる手数料は、とても細かく分かれております。
私自身、かれこれ3年以上販売してきましたが、それでも全ての手数料を正確に答えるのは厳しいのが現状。
(表などを見れば分かりますが、すぐに何%と分かるのは難しいです)
とはいえ、ググれば色々と、計算方法について出てきます。
色々な計算方法は別の方にお譲りするとして…
このブログでは、小数点以下の扱いについて書きたいと思います。
1.小口出品者の手数料の基本的な考え方
小口出品者は、基本的には2種類の手数料があります。初心者は、まずこれを抑えてください。
・基本成約料:販売する商品ごとに手数料100円
・販売手数料:販売された各商品に対して販売手数料が課せられます。
例えば、1000円の商品を売った場合、販売手数料が10%であれば以下のようになります。
1000円×10%+100円=200円 ←販売手数料
意外とシンプルです。
2.小数点以下の手数料は?
Amazonの販売手数料は、カテゴリーによって定められています。
販売手数料が、8%で、商品代金が562円だった場合はどうなるでしょうか?
562×8%=44.96円 が販売手数料です。
しかし、請求する際に、現在の日本の通貨の最小単位は1円ですので、
44円か45円として請求するしかありません。
私自身、Excel を使って販売管理をしているため
小数点以下がどのように取り扱われるかがはっきりしないと、システム運営に影響が出ます。
問い合わせたところ、残念な答えが返ってきました。
3.明確な要件は存在しない件
Amazonからは、次のような内容の回答でした。
・システムの仕様により、小数点以下の扱いについては明確な要件を示すことができない
・小数点以下の扱いについては、仕様上四捨五入、切り上げ、切り捨てといった処理の予測が出来ず、システムが算出した結果に応じてのご請求となっている
実際、私も色々な計算を試してみましたが、本当にシステムの気まぐれとしか言えません。
もちろん、機械である以上はアルゴリズムが絶対に存在するのは確かですが、それでも予測するのは不可能です。
数円程度の誤差が生じてしまうケースは、今でもあります。
そのため、仕方ないものだと割り切って、誤差が生じた場合は補正をするようにしています。
4.手数料はセラーセントラルから取得すること
Amazonでの手数料は、
・ペイメント画面
・トランザクションレポート
などの、セラーセントラルから出力したデータを利用するしかありません。
小数点の四捨五入、切り上げ、切り捨てによる誤差に対しては、Amazonでは対応できないということでした。
5.まとめ
たかだか1円とはいえ、取扱商品の点数や金額が増えれば増えるほど、誤差も大きくなります。
Amazonで販売する際にかかる手数料の種類はたくさんありますが、販売する以上、しっかりと理解してください。
そうしないと、利益計算に影響が出てしまいます。
上手に活用して、収益をあげていきたいと思います。