🍎Rinの備忘録

メモ代わり、備忘録代わりです。

孤独の時間を楽しめない社会人に未来はない。

社会人になって半年が経った。

もともと就職するつもりはなかったのだけれど、意外と大企業で働くという経験は面白いし役に立っている。

入社して6ヶ月が経過した今、社会人こそ孤独の時間を楽しむべきだなぁと思うことが多くなった。今回は、そんな社会人と孤独に関するお話。

 

 

 

0.社会人になって勉強する人はもはやごく稀

一部の超優秀な会社を除いて、社会人になると皆勉強を本当にしない。大手商社に行った先輩が、「凡人こそ英語、会計をやっとけ」と言ってたけれど、自分も最近になってようやく重い腰を上げた感じだ。

その理由は単純で、本業で手一杯というのがある。労働時間が8時間だとしても、前後の通勤や休憩、その他含めると実質拘束時間は10時間程度で、睡眠時間を8時間と仮定すると1日のうち使える自由な時間は6時間しかない。

ただ、この6時間も仕事で疲れていたりすると、ダラダラと風呂に入ったりご飯食べながらYouTubeを見たりしてあっという間に溶ける。勉強する時間は物理的にはあるし、自分で生み出せると思うんだけれども、やはり時間を溶かしてしまいがちだ。

 

1.ちょっと勉強するだけで、日本では上位1%に入れるのではないか。

下の図を見てほしい。これは野村総研が出した、日本の年収分布を示したものである。

www.nri.com

アッパーマス層ってどんな人?資産・年収・生活エリアなどを徹底解剖 | REISM[リズム]の不動産投資

*アッパーマス層ってどんな人?資産・年収・生活エリアなどを徹底解剖 | REISM[リズム]の不動産投資より引用

 

いわゆる「富裕層」をどうやって定義するかについての資料だけれど、ここでアッパーマス層以上を「富裕層」と定義してみよう。

ちなみに、ここでは3,000万以上の純金融資産を持っている人と分類している。

*純金融資産とは、預貯金や株式、債券や生命保険などの金融資産から、負債を差し引いたものなので、例えば、総資産が3000万円だったとしても、負債が100万円あれば富裕層には区分されない。

 

なんと、アッパーマス層に入るためには日本国民の上位22%に位置すればいいという話になる。これは、受験で言えばおおよそ偏差値60以上を位置する。

一見すると大変そうに見えるが、これは世界で見たら大チャンス。隣の大陸国、中国では熾烈な受験戦争があるし(実際、中国から日本の大学に入る人は「過剰な競争から降りる」という意味もあるのだそう)米国の大学を卒業するには並外れた努力をしないといけない。

明らかに日本で偏差値60以上とる方が楽だと思う。

 

2.孤独の時間が人生を左右する

そして、改めて自分の生活を見直してみると残業が多い繁忙期を除いて、意外と孤独の時間は多い。人生を長いスパンで見ても、1人でいる時の方が圧倒的に多くなるのだろうと予測する。

 

僕の会社は新卒で同期が300人くらいいる会社だ。だから、部署ごとに区切られた同期と話したりすることが多い。そんな同期と飲みに行ってはっちゃけたりするのは楽しいけれど、ふとした時に「このままでいいのか」という強烈な不安に襲われる時がある。

そんな時、自分が心の拠り所にしているのが「孤独を楽しむ」ということだ。

 

3.孤独を楽しむ

入社3ヶ月の時に、こんなことがあった。

 

先輩:「なあ、🍎君さ。君は休日に何をしてるんだ?」

ぼく:「休日に、、、ですか… そうですね… 運動したり、インドア派なのでアマプラとか見たりしてます。」

先輩:「そうか…勉強とかはしてないの?」

ぼく:「あまりしてないですね〜正直なところ。英語もやらなきゃと思っていますけれど、また重い腰を上げられなくて…」

 

こんな会話をした先輩は、入社3年目で海外駐在の切符を手にした。6年間、海外で仕事をして、今は日本で役員クラスに上り詰めためちゃくちゃ優秀な人だ。

自分は人とダラダラ絡むのが得意ではなく、昼休みはボッチ飯を極めることが多い。そんな僕を見て、たまたま声をかけてくれた。多分1年目じゃなかったら、こうはならなかっただろう。

 

先輩:「俺は、もしも君が自分みたいなポジションに行きたいと思うなら、人の2倍勉強することをお勧めするよ。人の2倍努力して、かつ半分の時間で終わらせられたら生産性は4倍になる。それを目指してやってみることだ。」

 

 

3ヶ月前はなんのことだかよく分からなかったが、今でははっきりよくわかる。

言葉を選ばずに表現するならば、

「凡人がアッパーマス層を目指すなら、孤独の時間を楽しみ努力をし続けろ」

ってことだ。すっっごく当たり前のことだけれど、当たり前を当たり前にできる人はもれなく優秀。自分はまだ当たり前のことすらできない。

 

凡人の諸君、本を読もう。英語を勉強しよう。財務の知識を習得しよう。

類稀な才能があったイチローですら、毎日バットを振っていた。

努力なしの成功はない。

 

 

今日も🍎農家として、刈り取りに勤しみたいと思う。