🍎Rinの備忘録

メモ代わり、備忘録代わりです。

No.3:「やりたいこと」より、「やらないこと」を見つける方が難しい

就活というのは、人生における一つの大きなBig イベントだと思う。

 

誰もが、優良企業に入ることに必死になり、思ってもいないことを口にし、ES を嘘で塗り固める。

面接官だって、そんな何千人も見ているのであれば、第一印象で大体決まっているのに違いない。

 

 

こんな陳腐なブログを見てくださっているあなたがもし、これから就活をするのであれば、時間の無駄にならない記事が書けていますように…

 

 

  • 人生においては「やらないこと」を見つける方が難しい

 

大学に入り、色々なことをやってきた。

バイト、サークル、遊び…

色々とやってきた。

 

振り返れば、どれも確かに楽しかった。

 

ように感じた。

 

 

でも。でも。何か足りない。

そう顕著に感じた時は、「副業」を始めた頃だった。

 

私が大学3年の頃は、メルカリがちょうど流行り始めた頃だった。

ブランド物の服やいらないスマホ、そんなものが個人間で取引できる時代がきていた。

 

お金が貯まるのは嬉しい。

今まで、お金は「バイト」で稼ぐものだと思っていたからだ。

基本的には、「労働」の対価としていただくものだと。

 

これは間違っていない。お金を稼ぐというのは労働の対価であろう。

 

しかし、メルカリやヤフオクAmazonを始めると、そういう考えは薄れていく。

いわゆる、せどりというやつだ。

 

せどりとは、簡単に言えば転売のこと。

安く仕入れて高く売る、というのは商売の基本だが、それを個人がちょろっとやる時に使われる。

 

一時期、私も一生懸命「せどり」をやっていた。

また、当時はチケットの転売を禁止する法律制定前だったので、チケットの転売もやった。

 

誤解して欲しくないのだが、転売自体を禁止する法律はない。

だから、違法なことは一切していない。

 

一応、合法といわれるルールの中で色々なことをやった。

古着を売ったり、本を売ったり、携帯乞食をやったり…

 

確かに一定の利益は出た。出た利益で投資も始めて、資産を少しずつ増やす経験もしていった。

 

しかし、

 

 

しかしだ。

 

 

何かが違う。

何かが足りない。

何か満たされていない。

 

そんな感覚に襲われたのはつい最近のことだった。

就職の面接官にこう聞かれた。

 

 

「あなたが大学時代に頑張ったことは何ですか?」

 

 

頑張ったこと。

 

 

メルカリやヤフオクでの転売です…(?)

もちろん、サークルだったり勉強だったりも頑張った。

 

 

けど…

 

 

 

自分は、この答えにどう応えたかったのだろう。

ここで、「やりたいこと」より、「やらないこと」を見つける方が難しい。

この事実に気づく。

 

僕は確かに、メルカリやヤフオクAmazonを頑張った。実際にそれなりの利益もあげた。

でも、僕のやりたかったことは、本当にこれなのだろうか。

 

自分の人生に照らし合わせた時、やりたいことだったのだろうか。

 

 

メルカリやヤフオクで稼ぐといっても、簡単ではないです。

インスタやツイッターの広告で、

「楽して稼げる!」

「副業始めよう!」

「会社員はクソ!」

「中国輸入で売り上げが100万に」

 

なんていう、甘い蜜の言葉が転がっています。

もちろん、稼げます。稼ごうと思えば。

 

でも、それなりに時間も取られる。手間もかかる。

 

 

そして、私がしたいことはメルカリやヤフオクで転売することではなかった。

もっと、人と関わる仕事がしたかった。

 

もっと、自分の能力を伸ばしたかった。

 

 

やりたいことをやるには、やらないことを増やさないといけません。

この偶発的パラドックスに私はどうするのでしょうか。