最近、Twitterで「移動機」購入が流行っています。正式には、「移動機物品販売」と呼ばれるもので、総務省(総無能)のゴミ施策により開始されたものとなります。
ざっと法令の流れを説明すると、まず端末値引きの上限が¥22,000(税込)と設定されました。
3Gからの乗り換えを除く、機種購入を伴う回線契約においての値引額に制限ができたことになります。これにより、CB施策が軒並み影を潜めました。
しかし、この法令にはちょっとしたからくりがありました。
それは、端末値引きの上限が¥22,000(税込)というのを丁寧に言うと
回線契約を伴う端末購入と、回線契約を伴わない端末購入との価格差が¥22,000(税込)以内にすること
なのです。
具体例はこちら。
- iPhoneSE 第2世代 64GBの購入
回線契約あり→0円
回線契約なし→4万円
差額が2.2万円を超えているので違法。
- iPhoneSE 第2世代 64GBの購入
回線契約あり→2円
回線契約なし→4万円
差額が2.2万円以内なので適法。
上記内容を理解した上で読み進めてください。
最近iPhoneSE 2が一括1円で買える施策が出てきました。
上記ルールに従えば、回線契約を伴わない端末単体購入は、回線契約を伴う価格に2.2万円以下を追加すれば購入することができる
ということになります。
巷で騒がれている移動機で稼ぐ、というのはこれを利用したものになります。
私のところに移動機で稼ぐにはどうすればいいですか?みたいな頭の弱い質問がきます。質問者さんは学生らしいので、今後のために答えておきます。
結局、移動機で稼ぐというのは、移動機を安く買って高く売る。
これだけです。
そもそも、資本主義社会における儲けの基本は安く仕入れて高く売る、が大原則です。
Twitterで東京スカイツリーに引けを取らない、iPhoneタワーの写真を撮られている方々は、この鉄則を理解した上で沢山の移動機を購入しているに過ぎません。
*今回は、風味については割愛します。
携帯乞食で稼ぐこと自体はそこまで難しくありませんが、他の人と差をつけるとなると、
- ある程度の規模で
- ある程度の構造化を実施して
- 量をこなす
以外に方法はありません。
というのも、どんなに頑張っても0円より安く仕入れることは端末単体購入で行うことはほぼ不可能ですし、買取屋の値段も上限があります。
粗利の最大化に限界が来たのならば、個数を増やすというのが商売の流れです。これは私の予想になりますが、情報を販売するという観点からすれば、この個数を増やす方法を伝えるのが今後の主流になるのではないかと思います。
仮に、iPhoneSE 2が 2.5万円で買えて、3.5万円で買取してくれるお店があったとします。
そして、台数無制限で買えるのであれば脳死で儲かる案件なので、私なら全財産を投入してでも買いまくります。
ただ、実際は台数制限があったり、突然在庫がなくなってしまったり、予約分の在庫を出してしまう頭の弱い店員がいたりするため、そうは問屋が卸しません。
腕の見せ所がどこにあるかお分かり頂けたのではないでしょうか?
以上、移動機で稼ぐ基本的な仕組みでした。
具体的にどう買えばいいのか?と思った方は、明日お店に行って店員さんに聞いてください。あるいはググってください。あるいは有料note買ってください。Brain買ってください。
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