物販系で、自己発送を行っていると誰もが1度はやらかすやつ。それが「誤配」です。
ここでいう「誤配」というのは、宛名をミスったりすることを指します。
注文が一気に10件来たりして、発送準備をしたところ実はラベルを貼り間違えてたとか、宛名を違う注文者のを入れてしまったとか…
ま、いろいろあるわけです。
ということで、今回はそういう時にどうすれば良いかという考察をしてみました。
実際に自分も何度か「誤配」をやらかしていますが、考え方はここに書いてあるように行ってます。
〜誤配をした時の正しい対処法:3つの手順〜
1.返送
まず、これはオーソドックス的処理です。相手に着払いなりなんなりで荷物を返送してもらい、正しい住所に再発送します。
メリット
・確実に購入者に届けることができる
デメリット
・送料が通常の3倍以上かかる
比較対象としては、商品単価によって決まるので、ケースバイケースです。
商品単価が安く、送料がかかる商材であれば、返送する際の送料は間違いなく定価になりますから、往復+片道の1.5往復分+αの送料がかかるという計算になります。
なお、このケースにおいては裏技も存在します。
Amazonとかでやるのはちょっとリスキーな部分もありますが、自己責任でチャレンジするのもいいかもしれません。
2.転送
これは、相手が商品を受け取っていないor受取拒否をした場合に限ります。
ケースとしては、不在通知票が入っていたために不審な宅急便とみなされた、とかまあいろいろです。
このケースはとってもラッキー。
というのも、多くの運送業者は荷物の配達完了前であれば転送をしてくれます。
もちろん、一部のケースに限って料金が発生したりする場合もありますが、それでも金銭的損害は最小限に抑えられるかと思います。
これはデメリットはないと思うんです。3つの選択肢の中でベストな選択はこれだと、個人的には考えています。
*参考
あて名やあて先を間違えて(書き忘れて)出してしまったため変更したいのですが、どうしたらいいですか? - 日本郵便
荷物を発送した後に宛先を間違えたことに気が付きました。どうしたらいいですか? | 各種サービス共通| ヤマト運輸
3.放棄
これは、大手EC Amazonが時たまやることです。
商品単価が小さかったり、再送手続きをかけるよりも金銭的負担の発生が少ないことから、誤配先の人に荷物の破棄を依頼するというものです。
メリット
・受取人の印象は良くなることが多い
デメリット
・仕入れ値+送料分が無駄になる。
4.おまけ:相手が受け取ったけれど転送してみる
ゆうパックスマホ割というサービスを知っていますか?知らない人は上記URL参照です。
このサービスは、「かんたんSNSでお届け」機能という便利なやつがあるんです。
これを使うと、誤配で受け取った人→正しい受取人 への配達ができます。
つまり、金銭的損失は送料2回分で済みます。
ただし、注意点としては次の通り。
- 「ゆうプリタッチ」設置郵便局でないと発送できない (相手が郵便局に行けなければ発送できない)
- 2次元コードは1日おきに更新の必要がある可能性(追跡番号&認証番号は変わらないけれど、2次元コードは変わっている可能性あり)
- 窓口でルールに厳しいBBAだと断られる
- 同じく、よくわかってないバイトのBBAだと断られる
- AmazonなどECモール経由の注文であれば「個人情報の取り扱い適切?」ってキレられそう
一番怖いのが5番目です。これ、下手すると垢BANに繋がる可能性もありますから。
やる場合は自己責任で。
ちなみに、3,4みたいな注意事項はこれが理由。
スクショすると日本郵便から怒られます。ごめんなさい。
以上が正しいかどうかわかりませんが、代表的な対処法でした。
結局は、金銭的被害+顧客への印象を考慮して、最適解となる手法を探すことにはなりますが、前提としてこういうのはヒューマンエラーによるものなので、ミスが起こらないような工夫を日頃からしておくことが極めて大切だと思います。
参考にしてみてください。